準備をしながら少し余裕?の笑顔が出る選手達。
早握りのルールは、3分間で30貫以上のマグロを握ります。
30貫以上握れなかった選手は、失格となります。
審査は、30貫以上握る事と握りの美しさが対象となります。
用意されたネタのマグロを一枚一枚、自分の握りやすい位置に準備をして「始め!」と、言う合図を待ちます。
この間、異様な緊張感が漂います。

全員準備万端!「始め!」と、言う合図でスタート!
1分刻みで「残り2分、残り1分」と、会場内にアナウンスが流れます。
早握りが得意、不得意な選手も様々。
しかし、こういう時こそ自分の実力を試す良い機会なのです。
「やめぇ〜」と、タイムアウトが知らされました。
各選手の桶に握られた寿司の数を審査員がチェック。
今回、30貫以上握ることができた選手は、22人中11人でした。
もちろん、30貫以上握れた選手は合格ですが、シャリの形や握りの美しさも審査の対象となります。
結果は、後程発表されます。




準備完了!

選手の実技を審査する高塚常務
次は、刺身部門の競技に入ります。
ルールは、2人前と称した刺盛です。
材料は、イカ・はまち・数の子・帆立・マグロ・えび・つま・きゅうり・わかめを使い制限時間15分内に作り上げます。
選手達は、「始め!」の合図で一斉に作業に取り掛かります。
審査は、材料の切り方、盛り付けの美しさ、食べ易さ等、厳しくチェックされます。
こちらも完成後のまな板や包丁、布巾等の後片付けまでが審査の対象となります。

作業を見守る来賓
まちの寿司 社長 町野さん
緊張のあまり、普段なら当たり前にできるエビの殻を剥けず、悪戦苦闘する選手もおりました。
この競技には延長時間を設けておりますが、なんと全員、制限時間内に見事な作品を作り上げました。
この日の為に、何日も前から練習を重ねていた選手もおられ、今大会にかける意気込みを感じました。
【開会式の模様】 【巻物】 【早握り・刺身】 【江戸前握り】 【閉会式の模様】